トラックの取り扱い
ボカロで打ち込みをしたら、そのまま聴いている人はいないと思います。
やはりバックの演奏をDTMで打ち込んで、ボカロトラックをコピーしていると思います。
私の場合は、ボーカルを3トラックにコピーしています。
最初のトラックはマスターで、次が疑似ADT用、3番目がエフェクト用です。
最初のトラックをゼロ(0db)とすると、2番目は-3db、3番目は-5db
くらいにします。
そして、2番目のトラックをほんの少し後ろにずらします。
曲調にもよりますが、32分音符分くらい遅らせます。
3トラック目は、16分音符くらいにします。
そして3トラック目に、コーラスとかリバーブを少しだけ効かせます。
後は音を聴きながら、それぞれのトラックのボリュームを調整してバランスよくします。
単独のトラックに比べたらはるかに良くなります。
音量バランス
MIDIやオーディオデータから2MIXを作るときには音量のバランスに一番気を使います。
単に大きさだけではなくて、音の太さや迫力、エフェクターのかかり具合などのバランスも重要ですね。
ボーカルが入っている場合、やはりボーカル中心という事になると思います。
次にドラム音。
大きめの方が全体のビート感が増します。
ドラムとベースがセットです。
その他の楽器は、最初から最後まで一定の音量ではなくて、ソロ部分かバック部分かによって、こまめに音量を変えると全体が引き締まります。
イコライザーの重要性
最近やっとイコライザーの重要性を知りました。
マスターを作るときに、各トラックの音がはっきりと聞き分けられる様にすることが重要です。
その為には各トラックのレベルを上げなければなりません。
単にマスターボリュームを大きくすると、音が割れたり0dbを超えたりします。
そこでイコライザーが必要となってきます。
音を大きくするときに、その楽器の主たる周波数以外の音が意外と多いものです。
つまり、楽器の特性以外の低い周波数や高い周波数をカットすると必要な音が前面に出てくるようになります。
前面に出てくるというのは鮮明に聴こえるということです。
不要な周波数をカットすると、カット以前に比べてボリュームを上げることが出来ます。
2ミックスを作ってボカロを聴こう
ボカロに歌わせて、VST等で伴奏を作ったら、ミックスを作って聴いてみましょう。
曲の作成はミックスをして完成します。
正しい知識でミックスを作ると「聴ける」音楽になります。
DTMといえど、楽器によって音域も違うし音の特性も違います。
うまく編集して美しい音にしましょう。
一般的なバンドの構成としては、ボーカル以外にドラム・ベースのリズムパート、ギターやピアノのコードパート、音を豊かにするための、ストリングスやブラスあるいはバックコーラス等でしょうか・・・。
私の場合はボーカロイドは巡音ルカを使っています。
なぜなら英語の曲を中心にしているからです。